口臭 原因

口臭の原因

口臭の原因

人の体には、多かれ少なかれそれぞれ匂いがあります。


口の中も同様で、誰にでも微量に臭いがあります。

これは「生理的口臭」といい、特別問題のない匂いです。


寝起きやお腹が空いている時、緊張しているときに特に強まります。

女性であれば、生理や妊娠などのホルモンバランスによって変化することもあります。


顔を極端に近づけたりしないと分からないほどのもので、体調や生活などによって発生する時としない時とがあります。


しかし、人によっては他人に不快な気持ちをさせてしまうほど強い匂いになっていることがあります。


これを、「口臭」と言います。

この場合、病気や口内環境の悪化など、何かしら強い匂いを発する原因がありますから、それを治すことで対策していくことが大切です。


口内環境によって引き起こされる口臭

お口の中の環境が悪くなっていることにより細菌が繁殖し、その細菌が臭いの元となる硫化水素やメチルメルカプタンなど
の物質を作り出します。

原因があると、それぞれ特徴的な症状が出ます。


歯磨きが不十分

  • 歯の表面がザラザラしている
  • 入れ歯、冠、ブリッジなどが入っている

歯周病が原因の場合

  • 口の中がネバネバする
  • 歯ぐきが腫れる
  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯がグラグラしている(歯の生え代わりを除く)
  • 歯と歯の間に食べ物がはさまる

虫歯が原因の場合

  • 穴のあいている歯がある
  • 歯が痛い

唾液が少ない

  • 口の中が乾燥(パサパサ)している

病気や飲食・嗜好品の影響で生じる口臭

口臭の中には、全身の病気が関係している場合があります。

多くの場合、どんな匂いなのかによって、その原因を判別することが出来ます。


タンパク質の壊疽臭(膿のような臭い)

  • 消化器系(胃や腸)の不調、病気
  • 副鼻腔炎、扁桃炎、咽頭脳腫、咽頭がんなど耳鼻咽喉系の病気
  • 肺がんや肺腫瘍など呼吸器系の病気

甘い匂い

  • カンジダ感染(咽頭、気管支、肺など)

アセトン臭(甘酸っぱくてツンとする臭い)

  • 糖尿病

アンモニア臭(おしっこのような臭い)

  • 肝硬変や肝臓がんなど肝臓の病気

魚臭

  • トリメチルアミン尿症

飲食・嗜好品

ニラやニンニク、ネギなど臭いの強い食材を食べたり、お酒を飲む、タバコを吸うと口臭が発生することがあります。


歯の中にその成分が残っているからと思っている人も多いようですが、実はこれは歯磨きをしても改善されないことがあります。


一度体内に取り込まれた成分は胃の中で消化されると、血液にのって全身をまわります。

それが肺に到達すると、呼気として吐き出されるため、口臭になるのです。


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