人の体には、多かれ少なかれそれぞれ匂いがあります。
口の中も同様で、誰にでも微量に臭いがあります。
これは「生理的口臭」といい、特別問題のない匂いです。
寝起きやお腹が空いている時、緊張しているときに特に強まります。
女性であれば、生理や妊娠などのホルモンバランスによって変化することもあります。
顔を極端に近づけたりしないと分からないほどのもので、体調や生活などによって発生する時としない時とがあります。
しかし、人によっては他人に不快な気持ちをさせてしまうほど強い匂いになっていることがあります。
これを、「口臭」と言います。
この場合、病気や口内環境の悪化など、何かしら強い匂いを発する原因がありますから、それを治すことで対策していくことが大切です。
お口の中の環境が悪くなっていることにより細菌が繁殖し、その細菌が臭いの元となる硫化水素やメチルメルカプタンなど
の物質を作り出します。
原因があると、それぞれ特徴的な症状が出ます。
歯磨きが不十分
歯周病が原因の場合
虫歯が原因の場合
唾液が少ない
口臭の中には、全身の病気が関係している場合があります。
多くの場合、どんな匂いなのかによって、その原因を判別することが出来ます。
タンパク質の壊疽臭(膿のような臭い)
甘い匂い
アセトン臭(甘酸っぱくてツンとする臭い)
アンモニア臭(おしっこのような臭い)
魚臭
飲食・嗜好品
ニラやニンニク、ネギなど臭いの強い食材を食べたり、お酒を飲む、タバコを吸うと口臭が発生することがあります。
歯の中にその成分が残っているからと思っている人も多いようですが、実はこれは歯磨きをしても改善されないことがあります。
一度体内に取り込まれた成分は胃の中で消化されると、血液にのって全身をまわります。
それが肺に到達すると、呼気として吐き出されるため、口臭になるのです。
>>即効性の高い口臭対策サプリメント口コミランキングはこちら